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アイヴァン

『EYEVAN(アイヴァン)』は、メガネに革命を起こした、日本初のアイウェアブランド。まだメガネが視力矯正道具と考えられていた1970年初めに「着るメガネ」という斬新なコンセプトを掲げ、メガネを単なる視力矯正道具から「ファッションアイテム」という新境地を開拓。それまでのネガティブなイメージを払拭する美しいデザインと、ジャパンメイドの確かなクオリティーで、多くの人を驚かせました。
1972年の創業からわずか5年後。EYEVANは日本人の骨格に合うフレーム幅や、長時間かけてもストレスの少ない軽さを求め、「ボストン」「ウェリントン」を発表。あまり知られていませんが、EYEVANの会長・山本哲司氏は、今では一般的な呼び名となったこの2型の名付け親です。
そして、大きな転換期となったのが1985年。 アメリカでヴィンテージテイストのコレクションを発表。繊細な彫金を施した金属パーツが特徴的な「0505」が、OLIVER PEOPLESの創業者・ラリー・レイトの目に留まります。その造形美に魅了されたラリー・レイト氏は、OLIVER PEOPLESのファーストモデルを依頼。これが契機となり、海外での展示会でも高い評価を得、ハリウッドセレブも愛用するなど世界中から注目を集めるようになりました。
EYEVANのメガネは、デビュー当時から一貫して福井県鯖江市の工場で作られています。 1972年に「着るメガネ」と掲げた設立当初の製品も、85年にアメリカでOLIVER PEOPLESに見出されたのも、そして2018年に再スタートした6 型のカプセルコレクションもすべてジャパンメイドです。
EYEVANを支えているのは、鯖江の熟練職人たちによる高い技術。その確かなクオリティーで、今なお世界中の人々を魅了しています。

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